こんにちは、さなです。
今回は、元日本テレビアナウンサーの魚住りえさんが書かれた
この本は「人に好かれる話し方」を教えてくれる本です。
今の社会で成功していくためには、結局コミュニケーション力が必要です。
そして、会話において始めと終わりの1秒間が重要です。
この本は、たった1秒の行動で相手からの印象を変える方法を教えてくれます。
この本から学んだこと
- 最初の1秒は「嬉しそう」にする
- 会話の始めは楽しい会話をチョイス
- 相手の名前を呼ぶ
- 別れ際の1秒も「嬉しそう」にする
- 言葉の言い終わりは「必ず口を閉じる」
最初の1秒は「嬉しそう」にする
私たちは誰もが「自分を認めて欲しい」という承認欲求をもっています。
だからこそ、まずは相手の「承認欲求」を満たしてあげることがいい関係を作る近道になります。
そこで、相手と出会った瞬間に「あなたに会えて嬉しい」
という気持ちを相手に伝えることで、一瞬で心をつかむことができます。
言葉に出さなくても「あなたに会えて嬉しい」という雰囲気を
嬉しそうな表情に出したり、声のトーンで伝えてあげるのも有効です。
最初に相手に自分を受け入れてもらえると、安心して話せますよね。
話の始めは楽しい会話をチョイス
本題に入る前に、場を和ますための会話から入るのが基本です。
海外で行われた実験では、明るい話題で話し始めた時の方が
最も相手と打ち解けたとという研究結果がでたそうです。
具体的には「今日は何かいいことありましたか?」や「最近、ハマってることありますか?」といった内容です。
どちらの質問も明るい言葉を引き出しやすい内容で、かつ相手の内面もいい具合に引き出せるのがポイントです。
こういったポジティブな会話ができると、初対面の相手でも程よく打ち解けることができます。
相手の名前を呼ぶ
会話中に自分の名前を読んでもらえると、嬉しく感じるものです。
「相手に認めてもらえた」という気持ちになり、好印象や信頼を感じやすくなります。
心理学の世界でも「ネームコーリング効果」というものがあり、
「名前を読んでくれる相手に好感を持ちやすい」というのが実験で分かっています。
相手の名前を呼ぶのには1秒もかかりません。
相手と仲良くなりたいのであれば、その1秒の手間を怠ってはいけません。
別れ際の1秒も「嬉しそう」にする
人の記憶に残りやすいのは始まりと終わりです。
とくに最後の締めがバッチリだと、全体の印象までよくなります。
別れ際の一秒は大切にしましょう。
相手の心には「楽しい時間だったな」「すごくいい人だな」という印象が残りやすくなるからです。
本書では、「最後の1秒は笑顔でさよならする」ことをおすすめしています。
出会った瞬間の1秒の笑顔も大事だし、別れ際の1秒の笑顔も大事なんですね。
別れ際に、あなたの最高の笑顔を見せてあげましょう!
言葉の言い終わりは「必ず口を閉じる」
特に私がこの本で学んだことは、「言葉の言い終わりで必ず口を閉じる 」です。
私はもともと話している最中に「あのー」とか「えっと」とか言っちゃうタイプでした。
こういった話し方は相手に頼りない印象を与えてしまいます。
「この人、大丈夫かな? 」と思っちゃいますよね。
そして、この口癖の厄介なところは本人はあまり気にしていないことが多く、無意識だということです。
この「あのー」「えっと」を減らすテクニックが「言葉の言い終わりで必ず口を閉じる」です。
これは芦田愛菜さんも実践しているテクニックです。
1つの会話が終わって、句読点の「。」ごとに必ず口を閉じるようにしましょう。
いい終わりにしっかり口を閉じることで、「しっかりした人」「知的な人」というイメージを残しやすくなります。
言葉のキレがよくなり、テンポの良い話し方になるからです。
まとめ
- 最初の1秒は「嬉しそう」にする
- 会話の始めは楽しい会話をチョイス
- 相手の名前を呼ぶ
- 別れ際の1秒も「嬉しそう」にする
- 言葉の言い終わりは「必ず口を閉じる」
確かに、だれかと話したときのことを思いだしてみても、
最後の1秒間の記憶が出てきやすいです。
最初と最後の1秒にこだわって、コミュニケーションをとっていきましょう!
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